佐々部清さんが死去、62歳、映画監督…東京五輪に反対

 映画「半落ち」などで知られる映画監督の佐々部清さんが山口県下関市内で死去したことが31日、分かった。62歳。1958年、山口県出身。

 佐々部さんは明治大学文学部演劇科、横浜放送専門学院(現・日本映画大学)を卒業後、フリーの助監督を経て2002年「日はまた昇る」で監督デビュした。同作で日本アカデミー賞優秀作品賞。04年、作家横山秀夫さんのミステリー小説を寺尾聡さん主演で映画化した「半落ち」がヒット。日本アカデミー賞最優秀作品賞、優勝監督賞、優秀脚本賞を受賞した。

 今月11日にブログを更新。「この国から忘れられようとしていることが残念だとずっと思っている。未だに仮設住宅が残っている。ボクが東京五輪にずっと反対だったのもそのせいだ。仙台五輪だったり東北五輪なら、ボランティアで応援したと思うけど...福島の原発だって全然コントロールなんてされていない。もちろん選手達を応援はするけど、東京で五輪を開催する意義が見つけられなかった」などと投稿していた。

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