タカラヅカ再開 コロナ対策から“復活”望海風斗「しばらくこの光景を見ていたい」

 開演前にファンが集まりだした東京宝塚劇場前(画像の一部を加工してます)
 入り待ち、出待ち自粛を呼びかける警備員
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 新型コロナウイルスの影響で公演を中止していた宝塚歌劇団が22日、東京宝塚劇場で公演を“再・再開”した。先月29日から中止していた公演を今月9日から再開したが、当局の要請で12日に再び休止していた。

 雪組公演「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」が千秋楽を迎えたこの日は、昼夜2公演行われた。観劇した都内在住の50代女性によれば、トップスターの望海風斗が涙を流しながら「しばらくこの光景を見ていたい」と天を見上げたという。この公演を最後に卒業する舞咲りん、早花まこ、美華もなみの娘役3人の退団セレモニーも行われた。「会場は今までで経験したことのないほどの拍手に包まれた」という。

 千秋楽の公演後はそれぞれの組の「ポーズ」を、出演者とファンで決めるのが恒例。通常ならば掛け声もあるが「皆さんは声を出さずに拳をあげましょう」と呼びかけられた。声を発することによる飛沫感染の可能性を予防した模様だ。

 終演後は各タカラジェンヌのファンごとに整列し出待ちするのが通常だが、この日は自粛。警備員が「お早めにお帰りください」と呼びかけた。

 コロナ対策での厳戒態勢での“復活”だったが、ファンは「みんな待ちに待ったって感じ。望海さんの涙も人間性が出ていて優しさが出ていた」「本当に素晴らしかった。いつもの千秋楽以上に良かった」と感激していた。

 本拠地の兵庫・宝塚大劇場は27日から再開される予定。

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