パリ在住・中村江里子 外出禁止令に「ここまでしなければ危機感じられず、残念」

 パリ在住のフリーアナウンサー・中村江里子が19日、ブログを更新。新型コロナウイルスとの闘いについてつづった。フランス全土では、17日正午から全土で外出禁止令が発令されている。

 16日のテレビ演説で「これは戦争だ!!」と訴えたマクロン大統領について「厳しい言葉でしたが」とした上で、「こうでもしなければ感染を防ぐことが出来ないわけですから、そして、今、一人一人が努力をしなければ」とつづった。

 友人の家族がパリで新型コロナの感染者を受け入れる病院の責任者の一人だと明かし、「彼女は家に戻っても家族と会話が出来ないほど疲れ果てています」と説明。また、「病院のベットや人工呼吸器はもう足りなくなっています。いえ、はっきり言うと先週の金曜日で一杯になってしまいました。助けたくても助けられない命がでてきます。」と危機感をにじませながら伝えた。

 「だから・・・早急に強固な規制をしなければならなかったのです」と時間の猶予のない中での外出禁止令に理解を示し、「国民性ってあると思います。ここまでしなければ危機を感じることが出来なかったのは残念ですが、私はこうなった時のフランス人は強いと信じています」とつづった。

 一方で、「日本人は真面目で、他人へ迷惑をかけることを嫌がります。自分のためでもあり、ほかの人のためにみんなが意識を持っていることは素晴らしいです」とフランスと日本の国民性にも触れた。

 そして『人がウィルスを運んでいます』と外出禁止令に理解を示した上で、「一人一人の意識だけでなく、強いリーダーの言葉や思いではっきりとした指針を出していただきたいです」との思いを記している。

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