舌がん手術の堀ちえみ 悪性腫瘍疑うも歯科医は「違う」と“誤診”

 タレントの堀ちえみ(53)が17日、テレビ朝日系で放送された「名医とつながる!たけしの家庭の医学」の最終回に出演。舌がんと診断され、昨年2月に舌の6割を切除する手術を受けたこと、その後のつらいリハビリについて語った。

 堀が舌に異変を感じたのは18年5月。当時は、舌の裏側にピリッとしみるような痛みを感じ、見てみると、「白い小っちゃい口内炎ができてたんです」。口内炎だと思っていたものが実は悪性腫瘍だった。そうとは知らず、口内炎の薬を塗ったり、歯科医で“口内炎”を焼いてもらったりしていたという。

 異変から8カ月後、以前治療してもらった歯科医を再び訪れ、医師に「これは悪性腫瘍ではないですよね?」と聞いたが、「いや、違う、違う。悪性腫瘍はもっと違うから。心配はない」と言われたという。“誤診”だった。

 19年1月には、睡眠中にシーツが血だらけに。慌てて鏡を見てみると、口内炎だと思っていた部分が切れて、出血していた。すぐにスマホで「口内炎 治らない」と検索。すると、自分と同じ舌の状態の画像が出てきて、舌がんを疑ったという。

 1月21日に大学病院の口腔外科へ。そこで精密検査を受け、2月4日にステージ4の舌がんと診断され、2月21日に手術を受けた。舌の6割を切除し、太股から皮膚や皮下組織を移植、転移していた左の首のリンパ節も除去した。

 堀は「すぐに大きい病院に行けばよかった」と口内炎と思いこんでしまった後悔を口にしていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス