小沢氏、麻生氏の「つまんないこと」発言に「ふざけない方がよい」と苦言

 国民民主党の小沢一郎衆院議員が28日、公式ツイッターを更新。麻生太郎財務相が新型コロナウイルスの感染拡大による小中高校などの臨時休校を巡り、対象外となった学童保育などの費用負担について質問した記者に「つまんないこと」と発言したことを受け、「ふざけない方がよい」と苦言を呈した。

 小沢氏は「どこが『つまんないこと』なのか。この異常な緊急事態を、経済社会の大混乱を、本当にわかっているのか?」と怒りを示した。その上で「上司の『裸の王様』ともども、あまりふざけない方がよい」と安倍晋三首相を指すと思われる表現と共に、その言動にクギを刺した。

 麻生氏はこの日の閣議後記者会見で、記者に対して「つまんないこと聞くねえ」とつぶやく前に、「共働きの家庭に支障が出ることははっきりしている」と述べ、臨時の経費支出など何らかの支援をすると表明。「要請をして、かかる経費がある場合は政府が払うというのは当然のことではないか」と説明した。

 こうした経緯が報じられ、小沢氏の投稿には「記事を読め」などと「切り取り」を批判するリプライが相次いだ。一方で、記者への「つまんない」発言の後に「上(上司)から(質問をするよう)言われてるわけ。かわいそうだね」と畳み掛けた麻生氏の姿勢を踏まえて「ここまで愚弄されて記者が黙っている光景も異様」などという指摘もあった。

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