ピン芸人ナンバー１を決める「Ｒ－１ぐらんぷり２０２０」が新型コロナウイルスの影響で無観客で行われることを受け、決勝進出者が戸惑いつつも意欲を見せた。

　元消防士のワタリ１１９はツイッターで「笑いのバックドラフトが起こる危険性らはなくなりました！防火防災対策よし！！レスキュー」と、消防士用語を交えてやる気満々。

　マヂカルラブリーの野田クリスタルもツイッターで「要は、あらびき団だと思えばいい」とＴＢＳの伝説的な深夜番組の名前を挙げた。「あらびき団」は、東野幸治と藤井隆がＭＣとして若手のネタをＶＴＲで鑑賞し、ツッコミをいれた番組だった。

　パーパーほしのディスコもツイッターで「これは、すごい大会になりそうです！！とにかく頑張ります」と緊張感をにじませ、すゑひろがりずの南條も「やややや！！！おもしろい。受けて立とう」と無観客大会を楽しんでいる様子だった。

　Ｒ－１は、例年、観客の“ウケ”も審査の重要なポイントとなっており、放送する関西テレビは「演出面は検討します」としている。