文化放送・斉藤一美アナ、松島アナ訃報に「仲間の他界は辛い」…野球中継ともに担う

 文化放送の斉藤一美アナウンサーが25日、同局「斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!」で、23日に47歳の若さで肺せんがんで亡くなった同僚・松島茂アナウンサーを悼んだ。

 斉藤アナは番組冒頭に「少々お時間を頂戴いたします」と切り出し、「松島茂アナは私よりも4歳若いしゃべり手でした」と松島アナの訃報に触れた。

 斉藤アナと松島アナは同局の「ライオンズナイター」の実況中継を共に担ってきた仲間だった。「周りに1人の敵も作らない、とにかく優しい男です。あまりに人に優しいので、こちらがいら立ったこともあります、何度も」と松島アナの人柄に触れ「でも、今思うと、それも私がまねができない誠実なナイスガイですから、彼にジェラシーを感じていたのかもしれません」と打ち明けた。

 松島アナと97年春にヤクルト戦の取材に行った思い出も披露。「忘れないです。隣に座って彼の実況を初めて聞いた時、素直にこう伝えていたんです。『うまい!ものが違う!』…。さすがに照れてました」。

 松島アナは野球はもちろん、箱根駅伝でも存在感を発揮していたが、斉藤アナは「文化放送で扱うスポーツはすべて実況できる男でありたいんです。その信念を抱き続けた。野球しかしゃべれない私の遥か上を行った男です」とコメント。そして「彼も私も、自分の相撲の強さに自信を持っていました。一度真剣勝負したかったです。今となってはかないません…」とつぶやき「仲間の他界は辛いですね」と思いを吐露した。

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