立憲民主党の蓮舫副代表が２２日、ツイッターに新規投稿。黒川弘務東京高検検事長の定年延長に関する森雅子法相や人事院の答弁について批判的に投稿した。

　蓮舫氏は「国会答弁を『言い間違え』という人事院。決済を『口頭』で行ったという答弁まで出ています。たった１人の検察人事のために立法府への政府説明は破綻、整合性の皺寄せは官僚任せ」と安倍内閣の対応を批判した。

　蓮舫氏は立憲民主党のツイートを引用。そこには「森法相の発言は苦しまぎれの言い訳であり、まったく説明になっていません　検事長定年延長　政府の説明破綻状態　『前から制度、適用せず』」とある。

　野党は同日、法務省が黒川氏の定年延長を巡る法解釈変更の経緯を記した文書に関し「口頭による決裁を経た」と２１日に発表したことに、「口頭決裁は存在しない」と疑義を示した。