古村比呂 子宮全摘出の宣告時の心境を吐露「誰かそばにいたら泣き崩れていた」

 女優・古村比呂が20日、ブログを更新。8年前に子宮頸がんと診断された時の心境をつづった。

 古村は2012年2月2日に「子宮頸部(けいぶ)上皮内がん」の切除手術を受けたが、がんは予想以上に進行。同2月20日に医師から子宮全摘出を告げられた。「女じゃなくなるの」という葛藤もあったが、3人の息子を育てており、生きることを優先し、全摘の決断を受け入れた。しかし、17年3月に再発。1カ月の治療で寛解したと見られていた。しかしその後、肺とリンパに「再々発」。18年1月から抗がん剤治療を続けたことも公表している。

 20日のブログで「主治医から手術を告げられた日でした!」と8年前に子宮全摘出を告げられたことを振り返った。直前に受けた子宮の円錐切除術の経過と組織検査の結果を聞きに1人で病院に行ったが、主治医から「お一人ですか?」「「大丈夫ですか?日を改めましょうか?」と気遣われた。再びがんの話を聞くことを予見した古村は「一人で良かった」と思ったという。

 その理由を「もし誰かそばにいたら、私は泣き崩れていたなぁ~」「そばにいた人を巻き込んで、不幸のどん底を共有してもらおうと、立ち上がれなかった」と想像し、「そういう裸の心を押しつけたくなかった」「一人で聞けるのは、むしろ救いかもってね。自分を奮い立たせました」と当時の心境を吐露した。

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