長身イケメン落語家・A太郎は高校でラグビー、大学でアメフト部…昇太会長も期待
落語芸術協会所属で5月から真打ちに昇進する落語家の昔昔亭A太郎(41)、瀧川鯉八(38)、桂伸三改め伸衛門(37)が20日、都内で会見した。3人は先に真打ちに昇進した柳亭小痴楽(31)、6代目神田伯山(36)とともに落語家ユニット「成金」で活動していたメンバー。中でもA太郎は180センチの長身イケメン。高校時代にラグビー部、大学時代にアメリカンフットボール部に所属していた異色の経歴に加え、初のアルファベット入りの真打ちとして注目される。
師匠・桃太郎(74)はA太郎の昇進について「カッコいい。カッコだけで真打ちの資格はある。カッコよさも実力のうち」と言い切る。師匠によると、A太郎の寄席に来るご婦人方はA太郎に見とれて笑わないそうだ。
A太郎は「14年間、新作にも古典にも取り組んで来ました。日本舞踊、女形もやってたこともあるので、色気を生かし、カッコいい所を見せたい」という。成金出身の2人の先輩真打ちには「2人はすごかった。追いつけるように頑張りたい。上にも下にもすごい人がいるので、負けないよう頑張ります」と気を引き締めた。
A太郎という名前には「アルファベットのA。すごい名前ですよね。師匠がつけてくれました。ウチの親も最初は泣いていました。二つ目になった時にも“そのままでいいじゃないか”と。真打ちも“そのままで”となりました」と明かした。
お披露目興行は5月1日から東京・新宿末廣亭で始まるが、会長の春風亭昇太(60)は「(3人とも)すべて出して、こんな落語家がいたんだと驚かせるような高座にしてもらいたい」とゲキを飛ばした。