次期朝ドラ「エール」の主題歌にGReeeeN決定「人生の大事な場面で支えに」
NHKは17日、俳優・窪田正孝が主演する次期朝ドラ「エール」(3月30日スタート)の主題歌に男性4人組ボーカルグループ・GReeeeNの「星影のエール」が決定したことを発表した。
GReeeeNはメンバー全員が歯科医師免許を持ち、医療との両立のため顔を伏せて活動中。「キセキ」、「遥か」などのヒット曲で知られる。
主人公のモデルはプロ野球・巨人の「闘魂こめて」や阪神の「六甲おろし」で知られる作曲家・古関裕而氏。4人は「今回の主題歌のお話に、大きなご縁を感じております。僕たちGReeeeNのメンバー4人は福島県で出会い、結成をしました。僕たちのゆかりの地、福島出身の偉大な作曲家・古関裕而さんをモデルとした作品に関われること、大変光栄です」と、福島の偉大な先輩との縁を喜んだ。
来年は福島が福島第一原発事故などで大きな被害を受けた東日本大震災から10年を迎えることもあり、「戦後、多くの方が古関さんの作られた音楽に支えられたように今作の主題歌『星空のエール』も、日々起こる人生の大事な場面で支えになれたらうれしいです」と願っている。
制作統括の土屋勝裕氏はGReeeeNに「毎朝聞いてその日一日頑張ろうという元気が出てくる曲、困難な時代を互いに励ましあいながら乗り越えていくというドラマの世界観にふさわしい曲、そして、何度でも聴きたくなり、覚えやすく、歌いやすく、ノリが良く、盛り上がり、そして必ずヒットする曲」と依頼したことを明かしている。