長澤まさみ 実はシュール系キャラ!?ブルーリボン主演女優賞

 東京映画記者会(デイリースポーツなど在京スポーツ7紙で構成)が制定する「第62回ブルーリボン賞」が27日、決定した。「コンフィデンスマンJP-ロマンス編-」で、変顔をものともせずコメディエンヌの才能を開花させた長澤まさみ(32)が主演女優賞に輝いた。授賞式は2月18日に東京・内幸町のイイノホールで開催される。

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 11年に「モテキ」で助演女優賞を獲得。9年ぶりのブルーリボン賞に主演女優として帰ってきた長澤は「いただけると思っていなかったのでビックリ」と思わず声を上げた。

 デビュー当時は「世界の中心で、愛をさけぶ」に代表されるように正統派ヒロイン役が多かったが、「コンフィデンスマンJP-」では、コメディエンヌの才能を開花。東宝シンデレラに選ばれた美貌を崩し、思い切った変顔を披露した。

 今回の役柄と長澤には共通点がある。「(演じた)ダー子みたいな破天荒さもある。どちらかというとシュール系です。結構周りでは私って『面白い』って評判なんですよ」。女優生活20年で見つけたハマり役だった。

 2000年のデビューから着実に力をつけ、10、20、30代とブルーリボン賞を獲得。昨年も「マスカレード・ホテル」「キングダム」などの出演作を大ヒットに導いたが、「私は常に成長過程です」と謙虚な姿勢はぶれない。

 役者としての自覚が経験とともに増している。「少しずつ色んな経験させてもらっている。良い役に出会えてとても恵まれている。応えないといけないところにいるので頑張らないと」。持ち前のポジティブ思考でこれからも期待に応えるべく本領を発揮し続ける。

 主演女優は主演男優とともに翌年の授賞式で司会を担当するのが習わし。16年公開の映画「グッド・モーニングショー」で共演した中井と司会台に立つ長澤は「子供の頃に好きになった俳優さんが中井さん。一緒に受賞できて光栄です」。憧れの人とトークでの“共演”を今かと待ちわびている。

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