志らく 落語名作「芝浜」に杏へのエール重ねる「亭主をまともにするには愛が必要」

 落語家の立川志らくが27日、MCを務めるTBS系「グッとラック!」で、落語の「芝浜」に触れ、「亭主をまともにしようと思ったら愛が必要」「東出君、女房、奥さん頑張って下さい、愛情ですから」と、東出の妻・杏に呼びかけた。

 番組後半に、志らくがさまざまなトピックの感想を語る「志らく、一段らく」というコーナーがあるが、この日の志らくは「古典落語の名作に『芝浜』というのがございます」といきなり落語の話題を切り出した。

 志らくは「芝浜」について「アル中の魚屋が大金を拾ってくるが、女房がそれは夢だということにしちゃう。亭主はそんな夢を見た自分が悪いんだと酒をやめて3年の間に立派な魚屋になる、そして大みそかの晩に除夜の鐘を聞きながら『幸せだな』とお茶を飲む。すると女房が(夢ではなく)全部本当にあった話だと。亭主は怒るんだけど女房はどん底だったんだよと話すと亭主は感動して仲直りする。そして久しぶりに『お酒を飲みますか?』と言われ、亭主は『やっぱりよそう、また夢になるといけない』というオチです」と、芝浜の内容をかいつまんで説明した。

 なぜ、こんな話を突然したのか?志らくは「亭主が更正したのは、女房の熱意、深い愛なんです」と語るとおもむろに「東出君」と言いだし「亭主をまともにしようと思ったら愛が必要。女房、奥さん、頑張って下さい。愛情です」と、東出の妻・杏に伝えたかった言葉と明かした。

 その後志らくはツイッターで、ファンからの「落語好きな彼に向けての深いメッセージでした。倫理や道徳目線からでない思いがステキでした」とするツイートをリツイートし「わかりましたか。東出さんは落語好き」と投稿。妻の杏も落語が好きであることから、思いを届けたかったようだ。

 東出はNHKEテレで「落語ディーパー!」という番組のMCを務めるほどの落語好きとして知られる。

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