がん闘病中の笠井アナ ブログ新人賞に思い「藁をもすがる気持ちで始めた」

 元フジテレビのフリーアナウンサーで、悪性リンパ腫で闘病中の笠井信輔(56)が22日、公式ブログを更新し、アメーバブログのベストルーキーアワード受賞を「まさかこんなことが起きるなんて!とてもハッピーな気持ちです。信じられません。ありがとうございます」と喜んでいる。

 同賞は新しく開設されたオフィシャルブログの中から、最も注目されたブログに贈られる賞。笠井はライセンス・藤原一裕、ラーメンズ・片桐仁と共に、2019年12月の同賞に選ばれたことが20日に発表されていた。

 笠井は「フリーになって2ヶ月で悪性リンパ腫という“がん宣告”を受けて長期入院が決まり、世の中から自分の存在が消えてなくなることへの恐怖心が振り払えませんでした。『なんとか繋がっていたい!』そう思って藁をもすがる気持ちで始めたのがアメーバ・ブログ。『人を励まそう!』なんて高い志じゃないんです。コメントを寄せてもらったら、孤独な病院生活の力付けになるかも…。そんな気持ちが出発点でした」と、ブログを始めた理由を説明。

 これまでもらった賞は「小学生時代に写生大会で町田市から銀賞をもらった」のと、「(フジテレビの)系列局で開催してるFNSアナウンス大賞の『ブロック賞』」ぐらいだったという。

 ブログは「カッコつけずに素直に正直に伝えよう」と腹を据えて書いているといい、「楽しみにしています」という読者のコメントに「人から楽しみにされる『がん闘病記』なんて、なかなかないですよね。でも・・・・それが自分らしいなら、いいじゃないか!そんな風に思って、毎日病室でパソコンに向かってます」と、執筆する心境を明かしている。

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