笑福亭銀瓶、初の松竹座公演に気合 師匠の鶴瓶を「ギャフンと言わせる」

 落語家の笑福亭銀瓶(52)が22日、大阪市内で会見し、2月22日に行う初の大阪松竹座公演をPRした。

 師匠の笑福亭鶴瓶(68)がゲスト出演する大舞台について、銀瓶は「まさか32年前(1988年)に鶴瓶のもとに入門したときはこんな大きなところで落語会ができるとは想像していなかった。落語をすることも想像していなかった。タレント志望で入ったんで」と感慨深い表情でコメントした。

 松竹座は、舞台では出演経験があり、観劇などでたびたび来場する銀瓶。それでも、初公演が決まった後の昨年12月に舞台「大阪環状線」を見た際は気持ちがたかぶった。「オレ、ここに立つんや。しっかりせないかんという気持ちと弾けてやるんやという気持ちで芝居が頭に入って来なかった」と本音を口にした。

 公演の日程は2月22、23、24日の候補から鶴瓶のスケジュールに併せて22日に決定。「どうせなら」と午後2時開演の“2並び”にした。松竹座公演について師匠の反応を聞かれると、「すごく喜んでくださって、『松竹座でやるんやったら出たるわ。そら良かった』って」と笑顔で明かした。

 銀瓶は、鶴瓶の息子・駿河太郎(41)が主演した昨年2月に上演された松竹座公演「天下一の軽口男」に出演しており「太郎さんのサポートを頑張った。打ち上げの司会をやったり」と鶴瓶へのアピール成功にニヤリ。「入門したときは(駿河は)小4で算数を教えたり、キャッチボールをしたり。その人が座長で『銀ちゃん、頼むわ』『分かりました』って。面白い」と振り返った。

 師匠については「追いつけない」存在とし、「山の頂に鶴瓶がおって、登って行ってる。(将来的に)襲名するわけじゃないですけど。7合目くらいまで来たかなと思ったら、頂はまだ上で、ナンボ上がってもまだ上」とすごさを表現した。鶴瓶がある番組で「銀瓶と出るときは、オレも気合が入る」と言っていたといい、「それがうれしかった」と告白。「1回、師匠をギャフンと言わせたい」と目標を掲げた銀瓶は、「松竹座で言わせます」と宣言した。

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