俳優の小泉孝太郎（４１）が１７日、都内で行われたテレビ東京系主演ドラマ「病院の治しかた～ドクター有原の挑戦～」（２０日スタート、月曜後１０・００）の制作発表に登場。この日、弟で環境大臣の小泉進次郎氏（３８）と妻でフリーアナウンサーの滝川クリステル（４２）に第１子となる男児が誕生したことを祝福した。

　平昌五輪の金メダリストでスピードスケーターの小平奈緒選手が所属する相澤病院が、経営不振から奇跡の復活を遂げた実話をドラマ化。病院の構造改革に挑む医師を演じた孝太郎は「今日はドラマのお話です…それだけじゃ済まされないですよね。私事ですが、弟夫婦に子供が生まれまして、おじさんになりました」と報告した。

　進次郎氏が結婚を発表した昨年８月７日、孝太郎は同じテレ東の主演ドラマ「警視庁ゼロ係～生活安全課なんでも相談室～」を撮影しており、この日と同じ建物でトマト柄のシャツ衣装のまま会見を行った。今回も役衣装の白衣姿で心境を語ることになり「デジャブのような不思議な感覚」と笑顔。

　出産間近だった前夜には「夜中まで待機していたんですね。深い時間になっていたので諦めたんですけど、この衣装で行くか悩みました」と笑わせた。

　医療ドラマ６本が乱立する今クールの中でも、患者ではなく病院を“治す”という異色ドラマ。新境地に挑む孝太郎は「自分にとっての大切な作品の撮影の最中、伯父になり、いつか『君が生まれたとき大変だったんだぞ。このドラマをやってたんだぞ』と甥っ子にも胸を張って見せられるドラマ。今までのドラマとはまったく違う切り口で描くドラマなので、期待してもらえたら」と胸を張った。