笠井信輔アナ 抗がん剤治療で結婚指輪を外した
元フジテレビのフリーアナウンサーで、悪性リンパ腫治療のため入院中の笠井信輔(56)が15日、ブログを更新。29年間はずしたことがなかった結婚指輪をはずしたことを記した。
「2回目の【抗がん剤24時間5日間連続投与】2日目の夜です。2日目になって一気に体が重くなってきました。1回目と同じ同じ症状です」と現状を伝えた。
そのうえで「今日1番のトピックは結婚指輪を外したことです。この29年間、はずしたことがありませんでした」と伝えた。
「前回の抗がん剤の後の写真です」と、手がむくんだ写真を投稿し、「手がどんどん浮腫(むく)んできてしまい、結婚指輪で薬指が鬱血(うっけつ)してしまいそうでした」と振り返った。
看護師からも「はずせませんか?」と言われたという。
「しかしこれまで、いかなる治療でも、CTでも、MRIでも私は結婚指輪をはずすことを拒否してきました。いや、それじゃちょっとカッコよすぎるか。太ってしまって、はずせなくなったのです(笑)」と事情を明かした。
そしてこの日に、「今回もまた指が浮腫んでしまうかもしれない」と指輪をいじっていたところ、「まるで知恵の輪のように薬指の第2関節からスッと指輪が抜けたんです。痩せましたもん!(←今の状況では自慢にならない)」と経緯を説明した。
29年前の新婚時代に、知らない間に指輪が抜けて、「結婚指輪紛失騒動」が勃発し、妻に詰問されたこともあるそうで、今回はなくさないよう腕時計にテープではりつけておく策をとったことを記した。