堀ちえみ 「お迎えが来たら連れていってもらおう」…長かった髪を切り死を覚悟

 舌がんと食道がんの手術を受けたタレントの堀ちえみ(52)が10日、フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」に出演し、闘病中に感じた葛藤や絶望感を切々と述べた。「この世を去りたい」「なぜ生きてしまったんだろう」などの考えが浮かんだという。

 堀はテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演して仕事復帰を果たした。「グッディ!」の取材を9日に受け、闘病中の揺れ動く思いを語った。

 堀は大学病院の医師から3つの選択肢を示されたことを明かした。ひとつは手術、もうひとつは放射線・抗がん剤での治療、3つめは緩和ケアだった。「手術、放射線治療、抗がん剤のみの治療。あとは何もせずに痛みをとるだけの緩和ケアの治療。この3つの選択肢の中から、家族とよく相談して次に病院に来られるときまでには考えておいてください」と告げられたという。

 当時、髪が背中まであった堀は、いずれにしても「長い髪が邪魔になる」と考え、美容院でカットしてもらうことにした。切ってもらっている間、堀の脳裏に「もう緩和ケアで痛みをやわらげてもらって、家族に見守られながらお迎えが来たら『ああもう連れていってもらっていいのかな』と思った」との考えがよぎったことを明かした。死を覚悟して身辺整理も始めたという。

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