日赤に「ジャニー基金」亡き後も紡がれる思い…次世代担う子供たちへ5億円寄付

 昨年7月9日に死去したジャニーズ事務所前社長のジャニー喜多川さん(享年87)が日本赤十字社に5億円を寄付し、「ジャニー基金」が設立されていたことを日本赤十字社が8日、発表した。四十九日を迎えた昨年8月26日に事務所を通じて寄付した。

 日赤によると、同基金は「明日を担う子どもと家族のため」、「救える命を救うため」、「入院患者さんのQuality of Lifeの維持、向上のため」に関する事業を使途として日赤医療センターで使われる。

 ジャニーさんは生前、次世代を担う子供たちの成長や未来に思いを巡らせていた。また、事務所内に「ジャニーズ スマイルアップ プロジェクト」を設立し、所属タレントたちも災害時に率先してボランティアを行うなど、幅広い社会支援活動に力を注いできた。その生きざまは、「基金」として死してもなお紡がれていく。

 同基金は昨年12月12日に設立され、日赤から金色有功章が贈呈された。同27日、ジャニーズJr.内ユニット・「HiHi Jets」の高橋優斗(20)と「美 少年」の岩崎大昇(17)が代理で贈呈式に出席。高橋は「ジャニー基金で1人でも多くの方に元気で笑顔になっていただけることを、ジャニーさんも僕たちも願っています」、岩崎は「ジャニー基金がお役に立てればジャニーさんも喜んでくれると思います」と述べた。

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