NEWS加藤 金田一の大先輩から譲られた物は「お守りのような験担ぎのような」
NEWSの加藤シゲアキ(32)が15日、都内で行われたフジテレビ系の主演スペシャルドラマ「悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~」(21日、後9・15)の制作発表に、日本を代表する金田一耕助俳優の古谷一行(75)をはじめ、寺島しのぶ(46)、ジャニーズWESTの小瀧望(23)、中条あやみ(22)ら共演者と役衣装で出席した。
“新旧・金田一”が豪華に相まみえた。加藤は昨年の「犬神家の一族」に続く金田一役。1977~2005年に47作品で金田一を演じてきた古谷は、岡山県警警部・磯山常次郎役でバディを組む。
古谷はオファーを受けた心境を「この年になって、金田一を引いたところで見ることができる。それはやってみたら面白いんじゃないかと思いました」と告白した。
加藤は「僕より金田一に対する反射神経が速い。『金田一さん、右に動いてください』と言われると、僕より先に古谷さんが右に動かれていて、そんなことが4、5回ありました」と大先輩の撮影秘話を披露し、「30年も金田一を演じていると、自分の名前を呼ばれたように反応してしまうんですね」と、リスペクトのまなざし。恰幅(かっぷく)良く見せるために着物の下に身につける「腹布団」を古谷から譲り受けたと明かし、「お守りのような験担ぎのような感じで使わせていただきました」と、頭を下げていた。