市川右團次、右近と全国で親子連獅子 ラグビーW杯での息子の姿に「いけるな」

 歌舞伎俳優の市川右團次(56)が13日、大阪市内で、来年3月14日にクールジャパンパーク大阪TTホールで行う公演「伝統芸能 華の舞」の取材会を開いた。

 全国10都市での17公演では、長男の市川右近(9)と共演し連獅子を舞う。我が子を谷底に落とし、はい上がって来た子だけを育てるという伝説をもとにした演目に「まさしく我が子を谷に突き落とすようなことかもしれない。谷から登ってきてくれることを祈っています」と親心をのぞかせた。

 9月20日に東京スタジアムで行われたラグビーW杯開幕式では、オープニングセレモニーで右近と連獅子を舞った。セレモニーでは約2分半に短縮したが、公演では全編を披露する。

 右團次は「連獅子を早くやりたいと思っていた。全編通してやるのは(右近が)最年少。開会式がきっかけでいけるなと。これから指導しないといけないが、親の勘として打てば響いてくれると。最近は親バカで通っているので…」と笑った。

 初巡業を前に右近は「今度は連獅子を全部やるんでしょ?大変だ」と話しながら、ラグビーW杯の開会式でも全く緊張しなかったという強心臓ぶり。「親のほうがびびっていた。大観衆の歓声をいただいたのが、今年の親子の最大のトピック。海老蔵の襲名もあるし、2020年は忘れえない年になると思っている」と、来年の抱負を語った右團次。まずは親子で臨む舞台の成功を誓った。

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