蓮舫氏 世耕参院幹事長の「報ステ」批判に違和感「その前に安倍総理に説明責任」

 立憲民主党の蓮舫副代表が12日、ツイッターに新規投稿。自民党の世耕弘成参院幹事長が10日にテレビ朝日系「報道ステーション」で放送された「桜を見る会」の問題に関する会見VTR編集について「切り取り」「印象操作」と批判し、同局が11日放送の番組内で謝罪したことを受け、メディア批判以前に、予算委員会を開いて安倍晋三首相に説明責任を果たさせるなど「行政監視としての参議院の仕事を」と訴えた。

 蓮舫氏は「報道の自由の前に『自分』ありとしか見えません。その前に参議院規則を守る。予算委員会を開く。安倍総理に説明責任を果たさせる行政監視としての参議院の仕事をしましょうよ」と呼びかけた。

 さらに、蓮舫氏は安倍政権とメディアとの関係について連投。「安倍総理は以前出演したニュース番組で報道された街の声が『これはですね、街の声ですから、みなさん選んでると思いますよ』と意図的な編集であると抗議。NHK元会長は『政府が右と言っていることを左とは言えない』との公言も無視できません。菅官房長官は特定の記者の質問には答えないことが多いです」と指摘した。

 続いて、同氏は「耳の痛いこと、聞いて欲しくないこともあるでしょう。それでも、国権の最高機関で仕事をする重みを考えると、国民の知る権利のために、きちんと仕事をすることだと思います。報道のあり方以前に、国会が閉会してでも与野党を超え、憲法で保障された国民の権利を守るためにやることがあります」と、あいまいな“幕引き”に対して警鐘を鳴らした。

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