東宝 19年は歴代2位に…「天気の子」、「コナン」が引っ張る、邦画全体が好調

 2020年東宝配給ラインナップ発表会見が12日、都内の東宝本社で行われ、松岡宏泰常務(53)が2019年を「『シン・ゴジラ』『君の名は。』があった2016年に次ぐ、歴代2位の満足のいく数字になりました」と総括した。

 2019年に10億円以上の興行収入を記録した作品は19本。今年のNo.1ヒットとなった「天気の子」が140億2000万円(8日現在)をたたき出したのを筆頭に「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」が93・7億、「映画ドラえもん のび太の月面探査記」が50・2億円とアニメ作品が絶好調。実写版も「キングダム」の57・3億円などヒット作が続いた。

 吉田充孝映画営業部部長(48)は「1月から11月までの興行収入は738億4900万円で昨年比126・7%となります。残り3週間も順調に推移すれば、775億円前後を見込んでおり、2016年の834億円に次ぐ数字になると思われます」と明かした。

 日本の映画界全体も好調で、吉田部長は「2018年は2225億円で歴代3位でしたが、これを大きく上回る見込みです。2000年以降の歴代記録は当確で、今年の興収は2550億円前後、動員は1億9000万人を見込んでいます」と総括した。

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