SW9作、唯一の全出演C-3PO俳優 真の黒幕説にニヤリ「闇も紡いでいる」
米人気SF映画シリーズの完結編「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」(20日公開)の来日会見が12日、都内で行われた。
1977年のシリーズ1作目から唯一、全9作に出演してきたC-3PO役のアンソニー・ダニエルズ(73)は、挨拶で「C-3POは600万の言語を操るが、残念ながらその中に日本語は含まれていない」と笑わせた。
「全ての作品に参加できたことは光栄です。ジョージ・ルーカスの才能によって作品が誕生した77年に始まり、当時はビデオも普及していない時代だった。物語の世代も3世代になった」と振り返りつつ、「すべては素晴らしいストーリーテリングのもとにある」と語った。
最新作について「監督、脚本が見事なものを作り上げてくださった。あと数日で、世界中に秘密にしていたことを、秘密にしなくてよくなるのがうれしい」と心待ちにした。
ファンの間では実はC-3POが真の黒幕説が流れていると問われると、楽しそうに「皆さんの創作力は素晴らしい。C-3POは全作をつなぐ糸になっているが、闇もつむいできているわけで…」と話し、低い声で「金色なのは隠れ蓑かも知れない」とニヤリとしていた。