梅宮辰夫さん、近況 最近もステーキ120グラムをペロリ おせちのプロデュースも…
映画「不良番長」シリーズや「仁義なき戦い」シリーズなどで人気を博し、「辰兄(たつにい)」「辰ちゃん」の愛称で親しまれた俳優の梅宮辰夫(うめみや・たつお)さんが12日午前7時40分、慢性腎不全のため死去した。81歳だった。
関係者によると、梅宮さんは11日まで普段通りの生活を送って、体調を崩している様子もなかったという。毎週3回の人工透析を通院で受けていたが、11日も予定通りに受けたという。
遺作は今年7月に出演分が放送となった、テレビ朝日系ドラマ「やすらぎの刻(とき)~道」。親交の深い脚本家・倉本聰氏から6月にオファーを受け、撮影に臨んで、1年10カ月ぶりのドラマ出演となった。その後は神奈川・真鶴の自宅でゆっくりと暮らしながらも、おせち料理のプロデュースなどに取り組んでいた。
グルメで知られるだけに、最近でも自身で食材を買い出しに出かけて、自宅のキッチンで調理。ステーキ120グラムをペロリと平らげることもあった。大好きだったお酒も、“たしなむ程度”の量を飲んでいたという。ただ、自分の好きな物しか食べようとしなかったといい、関係者は「怒られてもいいから、体にいい物を食べさせとけば良かったのかもしれません…」と悔やんでいた。