韓国の人気オーディション番組「ＰＲＯＤＵＣＥ　１０１」シリーズの日本版「ＰＲＯＤＵＣＥ　１０１　ＪＡＰＡＮ」の最終順位が１１日、千葉・幕張メッセから生放送された番組で発表された。選ばれた１１人は、男性グループ「ＪＯ１」としてデビューする。

　見事センターの座を獲得したのは、岡山県出身の豆原一成さん（１７）。名前を呼ばれると号泣し、「本当に国民プロデューサー（視聴者）の皆さんのおかげですし、ここまで支えてくれた家族に感謝です」と思いがこみ上げた。惜しくも２位となった福岡県出身の川尻蓮さん（２２）は、「悔しいです」と言いながら、拍手で１位をたたえていた。

　約６０００人の応募から選ばれた１０１人の「練習生」をさらに１１人に絞るという厳しい戦いだった。トップ２となった２人は、これまでの中間発表でも激しい争いを繰り広げていた。そんなドラマがある中行われたこの日の最終発表。初代センターに選ばれたのはメンバー最年少となる豆原さんだった。

　２０２０年春にＣＤデビューを目指す「ＪＯ１」は、今後、ソフトバンクとの広告契約が決まっているという。今後もファンミーティングなどが予定されていると言い、同番組からデビューした「ＩＺ＊ＯＮＥ」などが今、大人気とあって、今後の活躍が期待される。