斎藤工 制作・主演作で社会的な圧にあらがう「もっと本音で。おびえなくていい」
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俳優の斎藤工(38)が8日、都内で行われた映画「MANRIKI」とアパレルブランド「B.C STOCK」とのコラボイベントに登場した。同作はピン芸人・永野(45)の原案・原作を斎藤がプロデュースし、主演も務めたブラックコメディー。斎藤は万力で女性の顔を締め付ける整形外科医を演じた。
フジテレビ系連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(2014年)で上戸彩と不倫する教師役のイメージが強烈だった斎藤だが、「『昼顔』でキャラクターもらいましたから…その反対がサンシャイン池崎さん(のマネ)とかで、『昼顔』の真逆にあるんです。まじめでおとなしい、取材のマスコミの方も『ああ、そうなのか』と。そういう通例儀式は嫌になって来ている部分もあるんです」と告白した。
映画では社会からの“圧”を「万力」でシンボル化しており、斎藤は「もっと本音で。おびえなくていいんじゃないですか。昔にはATGとかあって、TVで放送できないものを映画でやっていたじゃないですか。それも減って来ている。“圧”で。この映画はその“圧”にあらがった作品です」と強調した。