石破茂氏 「問われているのは政権の公正性と透明性」…「桜を見る会」について

 自民党の石破茂元幹事長が22日に更新したブログで、安倍晋三首相が主催する「桜を見る会」について、「問われているのは我々の政権の公正性と透明性」との考えを示した。

 石破氏は「『桜を見る会』についての混乱は収まる気配がなく、今週も更に拡大の様相を呈しています」と混乱ぶりをつづった。「『こうなったら解散だ!』などという論も自民党内の一部にはあると報じられていますが、理解が困難です」とし、「野党が一致して『疑惑隠し解散』と攻撃してくることが容易に予想される中、『そんな些末な問題で国政を停滞させてはならない』とでも訴えるつもりなのでしょうか」と自民党の対応に懐疑的。

 「これ自体が国政上の重大問題とは思いませんが、問われているのは我々の政権の公正性と透明性であり、その疑念を晴らして一刻も早く重要課題に取り組むことこそが政府・与党の責任でしょう」と元幹事長らしく、堂々と対応すべきとの論を張った。

 さらに石破氏は「来年の『桜を見る会』は中止し、招待基準や人数を見直して再開するとのことですが、基準や人数の何処が何故見直されるべきなのかを早急に明らかにし、『各界において功績、功労のあった人を招き、日ごろの労苦を慰労する』という本来の趣旨に立ち返ったうえで、来年も開催すべきものではないかと思います」との見解を示した。

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