岡村隆史、沢尻出演分そのまま放送の声に「薬やってた沢尻さんを見たいだけ」自身も出演

 ナインティナインの岡村隆史が21日深夜に放送されたニッポン放送「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」で、自身も出演する来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」で、沢尻エリカ容疑者が逮捕されたことでの現場の混乱ぶりを明かした。また岡村は、すでに撮り終えている沢尻容疑者のシーンは放送すべきとする声に対し「まだ放送されていないのだから撮り直すのは当たり前」との持論を語った。

 岡村は「麒麟がくる」では、美濃の農民・菊丸役で大河初出演。そんな中での今回の混乱に「えらいこっちゃで。正直、わやですわ、ホンマに…」と切り出した。

 岡村は沢尻容疑者と絡むシーンは2場面だったといい「1つはセットを組んで、一切顔を見られへん、ずっと下を向いて『はっ』という状態」というシーンだったというが「そのセットもおそらくバラしてるやろうし…」とコメント。もう1シーンは岩手ロケだったといい「これ、岩手行って撮り直しとなったら、季節も変わってる、森の色、畑の色も違う。CGで何とかするのかもしれないが、どっちにしろ沢尻エリカさんの帰蝶は見れないですよ」と語った。

 沢尻容疑者はすでに10話まで撮影済みとされており、そのまま放送すべきという声があることも岡村は理解しているが「作品に罪はないと。でも全部撮り終わってどうしましょうなら、流しましょうとなるかもしれないが、全部撮りきってない。途中で(役者が)入れ替わる作品はあかんやろ」「俺等のはまだ放送になってないし、それやったら撮り直すのが当たり前やて」と持論。

 沢尻容疑者の帰蝶を見たいという声についても「NHKさんが(視聴者が)見たいであろうとしてブッキングしたわけじゃないですか」とNHK側も十分に理解していると訴え「沢尻エリカの帰蝶が見たい、テロップ入れてでも…というのは、それは帰蝶やなくて、実は薬をやってた沢尻さんを見たいんや」ともコメントした。

 実際にその作品に関わる岡村は「そうじゃないやん。正直、作ってる側からしたらありえへんと思う」とも語り、「放送開始前なら絶対撮り直さないとあかん。撮り直してちゃんとした作品として見せないとあかん。撮り直せるなら必死のパッチで撮り直した方がいい」と「撮り直し」を繰り返し訴えていた。

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