和田アキ子 デストロイヤーさん追悼興行「行ってよかった」改めて人柄しのぶ
歌手の和田アキ子が16日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」に出演し、3月に亡くなった元プロレスラー、ザ・デストロイヤーさんの思い出を改めて語った。
アッコは15日に都内で行われたデストロイヤーさんの追悼興行に出席。「息子さんやお嬢さんとも久しぶりに会って。昨日思ったんだけど、当時は力道山が正義だったのが(デストロイヤーさんは)覆面レスラーで悪役で。そういうのを考えて日本でどれだけ勉強して学んだかと…」と、人気の裏には相当な努力があったと振り返った。
「『金曜10時!うわさのチャンネル!!』で一緒にやって、片言の日本語でブレークして」と当時をしのび「日劇で(公演を)1週間やった時も、アドリブでセリフを毎回変えたから(デストロイヤーさんは)日本語で勉強してきて毎回違うことを言ったりね」と、片言の日本語ながらアッコらの仕掛けるアドリブにも対応してみせたことを明かした。
以後も交流は続き「いつも私のことを気に掛けてくれて。11年前に私が(ニューヨークの)アポロシアターに出た時にも来てくれたんです。奥さんに聞いたら『覚えてるよ』と。やっぱりすごい人だなと」と思い出を語った。「現役をあれだけ続けて、私はプロレスはよく分からないが、アイドル的な雰囲気だったよね。外国人にしては。よく頑張ったなと思ってね。迷ったけど行ってよかった。ちゃんとお別れできた」と人柄をしのぶとともに感謝の言葉をかけた。