オール阪神、脳梗塞からの早期復帰は朝ドラのおかげ

一日刑務所長を務めたオール阪神=堺市の大阪刑務所
一日刑務所長を務めたオール阪神=堺市の大阪刑務所
一日刑務所長を務めたオール阪神=堺市の大阪刑務所
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 漫才コンビ、オール阪神・巨人のオール阪神(62)が9日、堺市の大阪刑務所で行われた「第32回関西矯正展」にゲスト出演し、一日刑務所長を務めた。

 NHK連続テレビ小説「スカーレット」で喫茶「さえずり」のマスターを演じた阪神は、トークイベントに参加。3月下旬に脳梗塞で4月上旬まで入院し、復帰後の5月には紫綬褒章受章が発表されるなど、激動の1年を振り返った。

 「スカーレットが決まったときに脳梗塞(こうそく)になりまして。病室からNHK(大阪放送局)が見えてた。ギリギリまで入院してたけど、あかんかったら、配役を代わらないとなと思ってた」と“降板危機”だったと明かした。

 「朝ドラはタレントの憧れ。『スカーレット』があったから、脳梗塞が治った」と思いを口にした阪神だが、5月のクランクインには強引に間に合わせたという。「『(病院から)出してくれ』って。(復帰した)NGKにも病院から1人ついてきた。(約2週間だった)入院は、ホンマは2カ月と言われてた。10日ほど頭を動かすことはさせてくれなかった。この前、医師からも『ホンマは早かった。倒れたら、何してるのって僕らが言われる』って言われた」と話した。

 「スカーレット」の現場を「チームみんな仲いい」と明かし、「仲がいいといいもんができる」とうなずいた。共演の佐藤隆太(39)が長文のゼリフを完ぺきにこなす姿などを「やっぱりうまい」と称賛する一方、「でも、あいつらここでフリートークでけへんで」と毒舌で芸人魂を見せた。

 「この後、(ヒロインの)戸田恵梨香ちゃんが結婚をする。誰と結婚するかは言いません」と物語関連のリップサービスもした阪神。「僕らの時代は『おはなはん』。『おしん』もあったり、朝ドラは不滅。日本国民を象徴するドラマ。出していただいて光栄」と笑顔で感謝した。

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