松本人志新局長 志願のテイク2 大ファンだった「探偵!ナイトスクープ」でド緊張

 ダウンタウンの松本人志(56)が8日、大阪・ABCテレビで行われた同局の人気バラエティー番組「探偵!ナイトスクープ」(金曜、後11・17)の収録に、3代目探偵局長として初参加した。初めは普段見せることがないほど緊張。セリフを読み上げるという慣れない任務に苦戦し、オープニングは志願の撮り直しとなったが、徐々にペースを取り戻し“松本節”で番組に新しい風を吹かせた。

 大ファンだった番組の新局長となった重圧は、予想以上だったようだ。グレーのスーツに青の柄ネクタイで決めた松本新局長は、拍手でスタジオに迎えられても周囲を見渡し、首をグルグル回すなど緊張した様子。収録前には「カンペ読んだことないから…。局長と言われても全然ピンとけえへん。意外と(カンペが)遠いなあ」と戸惑っていた。

 不安は的中し「『探偵!ナイトスクープ』の時間がやってまいりました。複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ…」と番組を紹介するシーンでは「鋭いメスを入れ…さまざまな…。もう、ちょっと!カンペ遠いねん!もう1回やらせて」と志願の“テイク2”。探偵のたむらけんじ(46)も「こんな松本さん、初めて。誰にも言わんといて」と客席に呼びかけるなど、必死にフォローした。

 それでも徐々に“松本節”は復活。ブルーのスーツに着替えて挑んだ2本目の収録ではオープニングのセリフもよどみなく、「まだギャラがいくらか分かってない。明細を見たら僕、だいぶ変わると思う」などとボケを全開させた。「釣り」がテーマのロケVTRを見終わった場面では「俺の番組でちょっとあったんですが、やらせってことはないでしょうね。クレイジー…」と、やらせ問題で打ち切りとなったTBS系「クレイジージャーニー」を持ち出して会場を爆笑させた。

 この日は2本どりで、29日と12月6日に放送される。緊張した素顔を見せつつも、最後はきっちり笑いでまとめた松本新局長。持ち前のセンスで新時代の「ナイトスクープ」を彩っていく。

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