小沢一郎氏、閣僚辞任で反復の安倍首相「任命責任」に「何とも思ってない」

 国民民主党の小沢一郎衆院議員が5日、公式ツイッターを更新。寄付・香典をめぐる疑惑などの菅原一秀前経済産業相に続き、河井克行法相が違法買収疑惑で辞任した際も繰り返された安倍晋三首相の「任命責任は私にあり…」という謝罪について「実は何とも思っていない」と苦言を呈した。

 小沢氏は、第2次安倍晋三政権発足後、不祥事や失言での閣僚辞任がある度に繰り返される「任命責任は総理大臣たる私にあり…」という発言が計49回にも及ぶという記事を引用。「総理は、閣僚が法を破ろうが何をしようが、実は何とも思っていない。直後はしおらしい演技。しばらくするとけろり。反省ゼロで何度でも繰り返す」と指摘した。

 さらに、小沢氏は「不正が多すぎて国民の中にも免疫ができつつある。自分達がやりたい放題やるために、国民を不正に慣れさせ、政治への関心を失わせることが最終目標だろう」と嘆いた。

 近年では2017年4月の「(東日本大震災は)東北でよかった」発言が物議をかもした今村雅弘復興相、同年7月の南スーダン国連平和維持活動の日報をめぐる問題で引責した稲田朋美防衛相、今年4月の「復興以上に大事なのは(自民党衆院議員の)高橋さん」発言の桜田義孝五輪相らの辞任の際にも「任命責任は私にあり…」が繰り返されていた。

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