戸田恵梨香の本心、朝ドラ喜美子の初恋相手「投げ飛ばしたる」 トークショーで告白

 女優の戸田恵梨香(31)が3日、NHK大阪ホールで行われた、ヒロインを務める連続テレビ小説「スカーレット」プレミアトークに、共演の大島優子(31)、TKO・木本武宏(48)とともに参加した。

 3人は4・2倍の競争を勝ち抜いた約1100人のファンからの大歓声で入場。18歳時の役衣装、オレンジのシャツとデニムのスラックス姿の戸田は、終始リラックスした表情で関西イントネーションでトークをやりとり。放送開始から1カ月が経過した現在について「(演じる川原)喜美子が愛されていると実感している」と話した。

 ただ、NHKと家との往復で「町を数カ月、歩いていない」といい、喜美子が働く大阪の下宿屋に住む田中雄太郎役の木本が「(町で)『雄太郎さん』って役名で呼ばれる」と反響を報告すると、「本当ですか?そんなことってあるんや」と驚いた。

 戸田は東京で食事をしている際、「スカーレット」を話題にしている男性と目が合ったが「気付かれなかった」と告白。「喜美子と普段の私とイメージが違いすぎるからかな。『喜美ちゃん』って話しかけられたことがないんで、(木本が)うらやましいと思った」と明かした。

 また、戸田はこの日、「喜美子」と「恵梨香」との思いの違いもぶっちゃけ告白した。劇中で喜美子の初恋の相手で、大阪の下宿屋に住む医学生・酒田圭介(溝端淳平)の言動について。思いを寄せる女性(あき子)に促され、下宿から引っ越す際、圭介が喜美子に対し、「喜美ちゃん、好きや。妹みたいに大事に思ってる」と声を掛けるが、戸田は納得いかない様子。「喜美子は圭介さんを思う気持ちがあるけど、私は投げ飛ばしたるって思ってました。『荒木荘が好きやもん』『喜美ちゃん好きや』。はあ?何言うてんねん。喜美子をたぶらかすようなこと言うて」と本音を明かすと、会場から大きな笑いが起こった。

 木本からは、「戸田恵梨香という人はふざけるのが好き」とおちゃめな一面を暴露された。ふすまを開けて向かい合うシーンでは、必要以上に接近した位置に戸田が立っていたりしたという。木本が「熱気でメガネが曇っていくし」と振り返ると、戸田も「『雄太郎さんがやばい!冷やしてあげて』って。(木本以外は)役者ばかりなのに、いかに笑いを取っていくか攻めていた」と笑顔で告白。

 さらに、木本は、ギターで熱唱するシーンの撮影について「喜美ちゃんがヲタ芸みたいなのをやって。この時代にあるか!」とツッコミを入れ、戸田は「ヘッドバンキングみたいに」とうなずくと、木本は「それで『使われてませんね』って。当たり前や!」と返して笑わせた。この日、木本がギター歌唱をナマ披露すると、戸田は「歌声がいい。普通に一緒にカラオケに行きたい」と絶賛。木本は「マジで?何で撮影のときに言うてくれへんの」と残念がると、「ステキでした。声はね」とオチをつけた。

 幼なじみの熊谷照子を演じる大島からは、ポイントでの喜美子の表情を「いい顔するよね」とほめられた。木本からも“汚れ”を気にしない役者魂を持ち上げられ、「ざっくり言うと、戸田恵梨香は顔芸の役者」といじられていた。

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