NMB9周年コン キャプテン小嶋「NMBは大丈夫なの?という声を聞くことが…」

 NMB48の9周年記念コンサート「NMB48 9th Anniversary LIVE」が5日、大阪市の大阪城ホールで行われた。白間美瑠(21)、吉田朱里(23)、渋谷凪咲(なぎさ=23)ら57人が「床の間正座娘」「ワロタピーポー」など全38曲をパフォーマンスし、約1万人の観客を熱狂させた。

 この日は11月6日に22thシングル「初恋至上主義」が発売されることなどを発表。キャプテンの小嶋花梨(20)が来年の10周年に向けて「NMBはこのままで大丈夫なの?という声を聞くことがあります。大丈夫です。こんなに熱い思いを持った仲間、どんな時も支えてくださるファンの皆さんがいます。この先も逃げ出したくなる大きな壁に当たることもあると思いますが、振り返ることなく手を伸ばし続けます。9年間の思いを胸に、10年目への扉を開きたい」と、力強くスピーチした。

 卒業を発表済みの川上礼奈(24)、太田夢莉(=ゆうり、19)久代梨奈(20)、武井紗良(20)も出演した。1期生で香川県出身のうどんキャラ・川上はうどん店員のいでたちで、白間、吉田と「卒業旅行」を披露。同じ3期生の太田と久代は「春が来るまで」をデュエットした。

 4人は最後にステージに残り、歓声を浴びた。「初恋-」でセンターを務め、11月にソロコンサート(東京)と卒業コンサート(神戸)の開催が決まった太田は「最終活動は未定」としつつ、「NMBを大事に思う気持ち、楽しみだなと思う気持ちは皆さんと一緒。卒業まで一日一日を大切に活動したい」と、ファンにメッセージを送っていた。

 また、「初恋-」の選抜メンバーは19人で、6期生の堀ノ内百香(16)が初めて入った。堀ノ内は「ずっと目標だったシングル選抜に入れた。いつも支えてくださる皆さんのおかげ。夢莉さんのラストシングルで、すごく大切なシングルにかかわれた」と感激していた。

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