謹慎芸人がコヤソニ出演 天津木村「2度と闇営業に行かない」直後にエロ詩吟

 反社会的勢力からの金銭授受のため、所属の吉本興業から謹慎処分を受け、8月19日に処分が解除された芸人のうち、天津・木村卓寛(43)、くまだまさし(46)、2700が14日、インテックス大阪で開幕した「コヤブソニック2019」に出演した。

 3組はこの日最後のネタブロックに登場。木村はエロ詩吟、くまだはクラッカーなど小道具で、2700はひじネタで観客を沸かせた。

 1番手で出演した木村は冒頭、真剣な表情で「申し訳ありませんでした」と頭を下げ、「2度と闇営業には行きません」と宣言した。なぜか笑いが起きる中、「一生、うたって行きたいです。一生、吟じていきたいです。よろしくお願いします」とあいさつ。「エロ詩吟を聞いて下さい。なめてて~」とネタに入った。観客が落差に戸惑う中、ネタをとちって「間違えました」とやり直す場面もあった。

 2番手のくまだも最初に「先月の19日から復帰の方をさせてもらいました。くまだまさしです」と触れると、「早速、ネタの方にいきたいと思います」と続けた。2700は八十島(35)が「この2カ月間くらいで知名度が上がったんですよ」と騒動を示唆し、ツネ(36)がうなずいた。

 3組はネタ後に、イベントを主宰する吉本新喜劇座長の小籔千豊(43)とトーク。木村がミスの理由を2カ月間のブランクとしたが、小籔は「3カ月前と一緒」と斬り捨てて笑わせた。4人は謹慎直後、真っ先に小籔からそうめんが届いたことを感謝。小籔は「そうめんと書いてるけど、細うどんくらい太い」と意味不明のアピールをした。

 さらに、4人は騒動渦中の小籔の発言にも救われたとした。木村は「小籔さんが取材で『あいつら全然悪くない。家族もいるんですよ』と言ってくれてうれしかった」と頭を下げた。小籔は「オレオレ詐欺と分からないから、おばあちゃんも引っかかる」などと改めて擁護し、「こんなときに出てくれって言ったら『今はいいです』とか言うのが多い。ええ根性してる」とエールを送った。

 また、謹慎中の話として、木村は散歩ばかりしていたといい、「どこまで行けるかやったら、(自宅のある東京)目黒から横浜まで行った」と告白。八十島は「(謹慎した)僕たちで週1回か2週に1回会ってたけど、会うたびに木村さんがやせて心配した」と振り返った。木村は「天津 木村さん」と「さん付け」の単語のみのエゴサーチをし、少しでも温かいコメントを探したとし、「それは(謹慎仲間の)ムーディ勝山に教えてもらった」と明かしていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス