三浦瑠麗氏 女性憎悪と外国人恐怖症が混ざった…韓国での日本人女性への暴言、暴力

 国際政治学者の三浦瑠麗氏が25日、ツイッターに投稿。韓国を旅行中の日本人女性がソウル市内の路上で韓国人の男から暴言を浴びせられた上、髪をつかまれるなどの暴力を受ける事件があったことについて、「この一件、ほんとうにミソジニーだなと思った」との考えを示した。ミソジニーとは「女性憎悪」のことと説明。三浦氏は警察に対処を求めている。

 三浦氏は連続投稿し、「この一件、ほんとうにミソジニーだなと思った。ナンパして失敗したら暴言を吐くという事例はアジアでも米欧でもよくおきるけれど、髪引っ張るなどの暴行はほんとうに被害女性は怖かっただろう。まだしも友人と一緒でよかったが」と当該女性が感じた恐怖に思いをはせた。

 続く投稿で、「自衛策は本当に難しくて、基本は無視して歩き続ける、人のいる商店に逃げ込む、携帯で誰かにかけて話す、2人いれば1人は動画を撮るなどがいい。とにかく周りに助けを求めること」と指摘。「こういうことは女性やLGBTにとっては世界中で起きることで、自国でも起こるが旅行中だともっと不安なはず」と外国では言葉の問題などがあることから不安は並大抵なものではないと記した。

 さらに三浦氏は「今回の件のように外国人に対する侮蔑や敵意が混ざっている場合は、問題がより深刻ですね。ミソジニーとゼノフォビアがくっつく事例。よくある構図です」と投稿。ゼノフォビアについて「外国人恐怖症と訳される」とし、「警察には犯罪は犯罪としてしっかり線を引き対処してほしいものです」と求めた。

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