黒柳徹子 小林麻耶に弟を亡くした経験を明かす「大きなショックの時、人間って…」
フリーアナウンサーの小林麻耶(40)が20日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演し、2017年6月22日に34歳の若さで死去した妹でフリーアナの小林麻央さんについて、麻央さんの闘病の記憶がないことを打ち明け、司会の女優・黒柳徹子(86)も弟を亡くした経験から共感を示した。
黒柳から麻央さんの早世について聞かれた麻耶は、いったん話し出したものの「すみません、あの…妹の、闘病のことを思い出そうとすると、記憶がすごくあいまいで、きちんとお話をしなくてはならないことだとは重々承知の上で来ているのですが、どうしても記憶が…」と、言葉が続かなくなった。
黒柳は「大きなショックの時って、人間ってそういうことがありますよね」と同意し、「私、弟がいたんですよね。すごい仲良くて、毎日、肩組んで小学校なんか行ってたらしいんだけど、その弟が死んだんですよね、弟が小さくて。全然その弟のこと、今でも思い出せないの。小学校1年生くらいの時に死んだのかな。私が3年生とかそのくらい」と、弟に先立たれた経験を説明。「あなたがそういうことでね、妹さんのことをあまり覚えていないというようなことは、分かるような気がします」と、麻耶の気持ちに寄り添った。
また、麻央さんが英BBCに寄せたメッセージを黒柳が読み上げると、涙を流しながら聞いていた麻耶は「今ここで、まさか黒柳徹子さんに読んでいただけるなんて…本当にうれしいです。今日は妹も一緒に来ているような、そんな感じがしました」と喜んだ。
麻耶は放送後、公式ブログを更新。「番組の中で、徹子さんが弟さんのお話しをしてくださいました。あまりにショックなことは思い出せなくてもいいんだと思うことが出来ました。ありがとうございました」と、黒柳に感謝していた。