反社ネタで爆笑取った 吉本謹慎芸人11人処分解除 復帰舞台で謝罪のち自虐

 現場復帰したスリムクラブの真栄田賢(左)と内間政成
 頭を下げるスリムクラブの真栄田賢(左)と内間政成
 現場復帰し、ネタを披露した2700のツネ(右)と八十島
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 反社会的勢力からの金銭授受のため、所属の吉本興業から謹慎処分を受けていた芸人のうち、雨上がり決死隊・宮迫博之(49)とロンドンブーツ1号2号・田村亮(47)以外の11人の処分が19日、解除された。スリムクラブ、2700、くまだまさし(46)、ムーディ勝山(39)、ストロベビーのディエゴ(41)は同日、東京・新宿の「ルミネtheよしもと」で舞台復帰。久々の舞台でファンに謝罪しつつ全力でネタを披露し、6月の謹慎発表以来、約2カ月ぶりの再出発を果たした。

 表舞台から姿を消して約2カ月、謹慎芸人たちがようやく“ホーム”に戻ってきた。

 スリムクラブの真栄田賢(43)は「今日で謹慎が解けまして、またやるのでよろしくお願いします」とあいさつ。内間政成(43)と2人で何度も謝罪すると、客席からは「お帰り!」と声が飛んだ。

 ネタでは「反社」などのワードを盛り込んだ自虐を展開。内間は謹慎中に一部で「離婚危機」と報じられており、「実家に帰っているのは本当。嫁さんを怒らせてしまいました」と苦笑いで明かして爆笑をさらった。

 また真栄田は「2700も復帰して、くまださんは(舞台)袖で泣いてました」と暴露。ともにボランティアを行うなど、苦しみを分かち合った芸人たちの連帯感に、大きな拍手が起こった。

 正午からの舞台に出演し“復帰第1号”となった2700は「もう闇営業行くなよ」「直の営業入った時にすぐに行くのやめろよ」というセリフを盛り込んで笑いを誘った。くまだは勢いよく登場したものの、謝罪でしんみりムードになったことから、「空気を変えるために」と一度退場して再登場。あえて新ネタは使わず、従来の小道具を使ったネタをやり切った。

 同じく復帰したムーディ勝山(39)は「謹慎中に学んだことを生かして頑張っていきたい」。ストロベビーのディエゴ(41)も「これからは真剣にお笑いと向き合って頑張っていきます」とそれぞれ反省の弁。また、きょう舞台復帰するガリットチュウの福島善成(41)も、自身のインスタグラムで謝罪と啓蒙活動継続を表明した。

 11人は過去に反社会的勢力の会合に出席、金品を受け取っていたことが発覚したが、宮迫や亮のように虚偽の報告を行っていないことで、早期の謹慎解除となっていた。

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