福原遥20歳の“まいん”WAY 女優で急成長の今…なぜソロ歌手デビュー?

 7日発売のシングル「未完成な光たち」でソロ歌手デビューを果たした、女優の福原遥(20)。日本テレビ系ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」や主演映画「4月の君、スピカ。」など話題作に出演し、女優として急成長する今、なぜ歌手の道を行くのか。福原の代名詞となったNHK教育テレビ「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」でのまいんちゃん時代から、その理由をひもといた。

 20歳の“まいんちゃん”が歌手活動を本格スタートさせた。デビュー作となるシングルを抱え「うれしくてたまらないです。ここから歌手として始まるんだという気持ち」と元気いっぱいに思いを口にした。

 福原はこれまでにNHK教育テレビ「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」(09~13年)で柊まいん役として主題歌や「なめこのうた」(13年)のキャラクターボイスを担当。歌って踊れる子役としてお茶の間で人気者となった。

 17歳で本格的な女優活動を意識し、地元の芸能プロから俳優・唐沢寿明(56)らが所属する大手芸能事務所・研音に移籍。厳しいレッスンで演技に磨きをかけ、今年は日本テレビ系ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」や主演映画「4月の君、スピカ。」など話題作に次々出演している。

 女優としてめざましいスピードで成長する中、なぜ今歌手を目指したのか-。福原の原点とも言える子役時代に理由があった。

 7歳の時に、両親のすすめもあって芸能界入り。数々のドラマに出演するも、極度の人見知りから「芸能界に向いていない」と悩んでいた。「これが最後」と覚悟を決めて受けたオーディションで出会ったのが、まいん役だった。

 まいんちゃんとして初現場を踏むと「苦手」と感じていた世界が一変。明るくポジティブな劇中歌に「こんなにも楽しい世界があるなんて」と気付かされた。気持ちをストレートに表現できる音楽の魅力を発見し、次第に人見知りも解消されていった。

 子役から大人に成長した今も“まいんちゃん”の愛称で親しまれ続けている。「あの役と出会えなかったら今の私はいない」と振り返る20歳は、子役時代に出会った音楽という手段で「落ち込んでいる人を励ましたい」と思い立ち、節目の年のタイミングに歌手活動を決めた。

 デビュー曲「未完成な光たち」は、タイトル通りに何かにチャレンジする人々に送る応援歌。「自信を無くすこともあるけど支えてくれる人やものがある。まっすぐ進んだら光がいつか見えてくる」と自身の体験に寄り添った歌詞となっている。

 地元・さいたまスーパーアリーナで行われた憧れの歌手、安室奈美恵さんのライブに訪れたという福原。会場で「歌で一つになれるライブのパワー」に魅了され、ライブというエンターテインメントに憧れを抱くようになった。

 今後、セットリストが作れるほどに持ち歌を増やしていく。目標という「全国ツアー」のファイナルを地元で飾りたいとし「家族やお世話になった人に恩返しがしたい」。憧れの人と同じステージに立つ日を夢見て、歌手活動にまい進していく。

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