神野美伽 終戦記念日控え平和を訴える「一番大事なのは忘れないこと」
歌手の神野美伽(53)が11日、名古屋ブルーノートで、通常のコンサートとは異なる選曲と演出の「ONE NIGHT PREMIUM LIVE」を行った。
約200人のファンを前に、「スタンド・バイ・ミー」で開演。
8月15日の終戦記念日が近いこともあり、平和をテーマにしたコーナーでは「一番大事なのは想うこと。忘れないということ。考えないということが一番ダメ。私も歌うことで何か力になれることがないかこれからも考えていきます」と平和を訴えた。平和への祈りを込めて「アメイジング・グレース」、「リリー・マルレーン」、「手紙」を熱唱すると、客席ではすすり泣きが起きた。
また、中国語・台湾語でアップされている動画の再生回数が850万回を超えるなど中国語圏での人気上昇を受け、初めてとなる中国語で「私のバラード」を披露。「今後は中国語を勉強して新しいファンを増やしたい」と意欲を見せた。
最後は「神さまのプレゼント」、「イマジン」で全14曲のステージを締めくくった。