笠井アナ、退社理由は「もっと広い世界でしゃべりたい」フジが正式発表

 フジテレビは30日、同社の笠井信輔アナウンサー(56)の退社を発表した。9月30日付けで退社する。

 笠井アナは同局を通じ「32年間務めたフジテレビは明るく温かく、かけがえのない実家のような存在です。定年まであと4年、オリンピックはお台場で来年開催なのに“何故、いまでていくの?”と皆さんから聞かれます。その答えは“もっと広い世界でしゃべりたい、書きたいから”」などと退社の理由を明かした。

 笠井アナは大の映画、演劇ファンとしても知られるが、それを生かすのにも「局アナでは制限もあります」とつづり「自分の知識や体験を生かした仕事にさらに携わっていきたいという思いから、退社を決断しました」としている。

 「フリーになるからには覚悟がなくてはいけない」として退社と同時に「とくダネ!」も卒業することも合わせて発表。「とくダネ!はもはや生活の一部、日常です。関係のみなさんにはいくらお礼の言葉を言っても足りません」と感謝。“師匠”と仰ぐ小倉智昭とは「離れがたく、1年以上前からこの件について相談し、会社には昨年秋、報告しました」と時間をかけての決断だったとした。

 10月以降の仕事については「何も決まっていない」としたが「今までやれなかったバラエティや日本各地でのお仕事、ネットも含めて何でもチャレンジしようと意気込んでます」と第二の人生のスタートに向けやる気満々。「清水の舞台から飛び降りてどうなるのか?“神のみぞ知る”です」とユーモアも交えて報告した。

 笠井アナは1987年に入社。情報・報道番組を中心に出演してきた。映画や演劇への造詣も深い。現在、同番組の他「バイキング」の金曜日にも出演している。

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