松本が退社覚悟発言の「ワイドナ」2週連続高視聴率も「サンジャポ」に軍配
ダウンタウン・松本人志(55)が出演する28日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜、前10・00)の関東地区平均視聴率が9・5%(関西12・0%)だったことが29日、分かった。緊急生放送となった前週21日分は、関東地区16・7%、関西地区は22・1%と東西で過去最高をマークしていたが、2週連続で高い数字となった。
それでも視聴率的にはTBS系「サンデー・ジャポン」の11・0%(関西地区、11・0%)に軍配。同時間帯ではサンジャポに次ぐ2番目の高視聴率だった。
「ワイドナ」の28日の瞬間最高は、関東が午前10時34分から35分にかけての11・6%で、事務所と芸能人の契約書導入について歌手の西川貴教が意見を述べた場面と、松本がSNSで発信する若手芸人について語った場面。関西は10時36分の15・4%で、松本が「お笑いが好きで吉本が好きで入った子たちに悲しい感じで終わらせたくない」などと語った場面だった。
この放送では、松本が雨上がり決死隊・宮迫博之らによる反社会的勢力からの金銭授受などの諸問題に揺れる吉本興業に対し、体制が改善されない場合「僕が全員芸人連れて出ます」と、退社する覚悟があると宣言。同社の岡本昭彦社長が22日に行った会見については「0点でしたね」と切り捨てていた。
(視聴率はビデオリサーチ日報調べ)