嶋村かおり 不妊治療4年目に発覚した乳がん…定期健診で乳腺炎を疑われ

 モデルの嶋村かおり(48)が27日に更新したブログで、不妊治療4年目に発覚した乳がんについて記した。

 嶋村は「非浸潤性乳管癌(DCIS)で左胸広範囲にわたっての石灰化、病理組織検査結果は悪性。全摘+再建からもうすぐ4年目の私です」と冒頭でつづった。「非浸潤がん(0期)=0期の乳がん」とし、「がん細胞が乳管・小葉の中にとどまる乳がんで適切な治療を行えば転移や再発をすることはほとんどないと考えられています」とした。

 嶋村は、不妊治療4年目に入った2015年に、甲状腺低下症の定期健診で乳腺炎を疑われ、5年ぶりに乳がん検診を受けることになったという。「マンモグラフィでは微小石灰化を指摘され 半年くらい様子を見てみる?と言われたのだけどなんだか嫌な予感がして 万一を考えてマンモトーム生検(胸に3ミリくらいの針をさして細胞を取り出す検査)を希望」と振り返った。

 病理検査の結果待ちは1カ月必要だったという。「手術なんかよりも結果を待つこの間が ネガティブ体質な私としては汗汗汗もやもやもやもや、一番苦痛でした」と大変だったことをつづった。

 結果を聞いて帰宅後、「不妊治療もやめどきかな、と一度だけ泣きました」と胸中を表した。

 高齢での不妊治療であることから、エストロゲンなどが足りないと判断されていたそうで、「子宮内膜の増殖や肥厚を促すための排卵誘発剤の使用は長く続いていました」という。エストロゲンレベルが上昇すると、乳がんのリスクが増加する場合もあるということを病理検査結果待ちの間に記事などで初めて知ったそうで、嶋村は「不妊治療が原因なのでは?と少し不安にもなったことも確かです」と記した。

 当時、「なぜがんができたんだろう?」と色々と調べ、「1つの細胞が1センチのがんになるまで、たとえば、乳がん=細胞分裂で30回、15年といった時間がかかる」と記されていたという。自身の病理組織報告書の病理的所見の大きさは「顕微鏡的(10×18×10mm)となっていました」と記した。

 嶋村は「4年ほどの不妊治療でなったとは考えづらい」とし、「自身のことでいえば若い時の不規則な生活や習慣(喫煙、アルコール)、ストレス、性格的なこと。それから遺伝。(2等親の中に乳がんの人がいたという事実を最近知りました)これらは乳がんになりやすい人という項目にすべて当てはまっています。私の場合、原因になる項目ばかりだったのです」と振り返った。

 さらに嶋村は「0期判断される前の私の体の症状としては首から左鎖骨にかけて違和感があり肩こりに似たような強い痛みが常にありました。ストレスに対処できる能力って大切です!人はどんな時もたくさん笑って過ごしたほうがよいのです~」と、つづった。

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