乳がん公表の室井佑月氏、岐阜市のがん検診誤送付に怒「間違った安心与えたのは罪」

 乳がんであることを公表した作家でタレントの室井佑月氏が18日、TBS系「ひるおび!」で、岐阜市ががん検診を受けた人に間違った通知を送った問題について「間違った安心を与えたのはすごい罪」と厳しい表情で訴えた。

 室井氏にとっても人ごとではない出来事だ。番組では岐阜市が行うがん検診で、要精密検査、要注意の人5人に異常なしとの間違った通知を送付。それを受け取った50代女性が16日に胃がんで亡くなるという痛恨事を報じた新聞記事を紹介。

 番組冒頭、このニュースに、恵俊彰から「人ごとではないでしょ?」と振られた室井氏は「はい」と答えた後「検診に行っていたから悔しい気持ちは絶対なくならない。謝られても…」と複雑な表情を浮かべた。

 その後、番組ではこのニュースを詳しく取りあげたが、恵は室井氏に対し「がんと戦っている最中…」と気遣うと、室井氏は「でも、自覚症状はないんです」とニコリ。そして「この件に関して言うと、市から通知が来ても(病気に対する)意識が高くなければ(検診に)行かない。痛くないわけですから」と、自覚症状などがなければ、なかなかがん検診には行かないという心理を説明。それでも検診に行った意識の高い人に対して間違った通知を送ったことに「間違った安心を与えたのはすごい罪」と、市側の対応を非難していた。

 室井氏は12日、ラジオ番組で乳がんを公表。今月初めに右胸に違和感を覚え、しこりがあったためすぐに病院へ行き、検査の結果ステージ1の乳がんと判明したという。8月に入院し、右乳房の一部を摘出する手術を受ける予定。

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