藤井フミヤ ポールやミックがお手本「元気だったら引退しなくていい」

 歌手の藤井フミヤ(56)が9日、都内で3年ぶりのニューアルバム「フジイロック」の発売記念イベントを行い、サプライズでファン150人にアルバム収録曲「フラワー」、ソロの代表曲「TRUE LOVE」など全4曲をピアノの伴奏だけで披露。フミヤは「ピアノ1本で歌うことは、あんまりないんだけど…」と照れ笑いを浮かべた。

 新アルバムは10日にリリースされるが、フミヤは翌日の11日に57歳の誕生日を迎える。チェッカーズのボーカルとしてデビューしてから35周年の節目とあり、フミヤは「まあまあ長く生きてきた。まだ、大御所には入ってないけど、小御所ぐらいかな」と歌手人生を振り返った。

 新アルバムのジャケットには、フミヤが敬愛する漫画家・故手塚治虫氏の作品に登場する「ロック」を起用した。フミヤ自身もアニメ「アストロボーイ・鉄腕アトム」に声の出演をした縁から。フミヤは「全部踊れる曲にしようと思ったけど、ライブでやったらオレが持たないから」とラップからジャージーな曲を含めた、藤井フミヤのボーカルを楽しめる構成にした。

 最後にフミヤは「昭和、平成、令和と三つの時代を歌ってきました。次の時代にも歌うかもしれないですよ」と予告。さらに「最近気づいたことがあるんです。この商売、元気だったら、引退しなくていい。先輩方やミック・ジャガーやポール・マッカートニー見てると、そうでしょう」と訴えた。

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