吉本興業は９日、大阪市内で会見を開き、“笑顔で人々を幸せにする”をコンセプトにした女性タレント育成オーディション「美笑女グランプリ」の開催を発表した。笑顔が素敵な次世代の女性スター発掘が目的。１２歳以上２２歳以下の女性が対象で、１１月１６日に大阪市内で最終審査を行う。グランプリ特典として、吉本制作のテレビ番組や映画への出演などが用意される。

　応援サポーターとしてお笑いコンビＮＯＮ　ＳＴＹＬＥの井上裕介（３９）が就任。ＮＭＢ４８内のユニット・Ｑｕｅｅｎｔｅｔ（クインテット）の吉田朱里（２２）、太田夢莉（ゆうり、１９）、渋谷凪咲（２２）、村瀬紗英（２２）がスペシャルサポーターとして脇を固めた。

　会見に出席した井上は、外見の美しさではなく笑顔を競うコンテストであることを強調。「ほかとひと味違う。ぶさかわいい子も、グランプリになれる可能性が高い。笑顔のみの審査なので、誰でもチャンスがある。劣等感がある人ほど、自分の笑顔は素晴らしい！と見せつけてほしい」と応募を呼びかけた。

　笑顔の素敵な女性タレントとして、ゆりやんレトリィバァ（２８）の名を挙げた井上。「吉本なので変なヤツが通るはず。個人的には、渡辺直美やゆりやんみたいなタイプが美人を倒すところが見たい。お笑いチックな人が倒してほしい」と期待した。