菊地弁護士 芸人の振り込め詐欺グループへの関わりは「大変なこと」…責任を指摘

 日本テレビ系「行列ができる法律相談所」などで知られる菊地幸夫弁護士が25日、TBS系の生番組「ゴゴスマ」に出演し、振り込め詐欺グループとの闇営業で金銭を受領(じゅりょう)していたことが判明した雨上がり決死隊・宮迫博之ら芸人11人が所属する吉本興業から謹慎処分を受けたことについて、振り込め詐欺グループと関わった責任の重さを指摘した。

 今回の問題が最初に報じられた段階で、吉本は詐欺グループへの闇営業を主導したカラテカ・入江慎也との契約を解除。芸人たちに対しては厳重注意処分にとどめたが、24日になって一転、謹慎処分を発表した。

 菊地氏は「いかに今オレオレ詐欺、振り込め詐欺の類いですね、これの被害者の方がいかに多いか。年間だって400何十億ですから、被害額が、特殊詐欺のですね。その方たちがいかに悲しい思いをして、悔しい思いをしてお金を取られていたかっていうことを考えたら、仮に相手が誰か分かっていない、仮にギャラがないとしたって、それの応援団みたいなことをやっちゃったっていうのは、これ大変なことなんですよ」と、振り込め詐欺グループに関わった責任の重さを指摘。

 「最初からある程度の、毅然(きぜん)とした、吉本さんとかテレビ局が、きちっとした処分を最初からパッと出していて、そうしたら、これだけ根が深くならなかったかもしれないと思う」と、初動対応の問題点にも言及していた。

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