カラテカ矢部 「大家さんと僕」の続編「大家さんと僕 これから」7・25発売

 第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞し、78万4000部(21日現在)のベストセラーとなったカラテカ・矢部太郎(41)の漫画「大家さんと僕」(新潮社)の続編「大家さんと僕 これから」(同)が7月25日に発売されることが21日、発表された。

 東京・新宿の外れの一軒家で、大家のおばあさんと暮らす生活をほのぼのと描いた矢部の漫画家デビュー作「大家さんと僕」は、2017年10月に敢行されると翌18年初頭には早くも20万部を突破。5月には本職の漫画家以外が執筆した作品では初めて手塚治虫文化賞を受賞した。

 続編は週刊新潮で昨年の5月3・10日号から今年の3月28日号まで34回連載され、大家さんの入院、死までが描かれた。単行本化にあたって30ページ超の描き下ろしを加えている。

 矢部は刊行にあたって「起きた出来事を元にしているものの、ノンフィクションではない」、「僕の視点で創作・脚色を加えています」、「漫画のなかで表現した大家さんは、『僕自身が接し、話し、見ていた大家さんからイメージして作り上げたキャラクター』」と、作品の成り立ちを説明。「大家さんと僕が出会う前も、僕はしあわせでした。でも大家さんと出会って、僕はしあわせになりました」とコメントしている。

 また、今月26日には番外編的な「『大家さんと僕』と僕」(同)も発売。限定のカラー描き下ろし漫画や、さまざまな人々との交流を描いた漫画「○○と僕」、著名漫画家による応援イラストなどを収録している。

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