カラテカ矢部「大家さんと僕」続編発売決定 大家さんとの別れも描く
新潮社は21日、カラテカの矢部太郎の大ヒット漫画「大家さんと僕」の続編となる「大家さんと僕 これから」が7月25日に発売されると発表した。
「大家さんと僕」は17年10月に刊行。78万部を超えるベストセラーとなり、18年5月には、漫画家以外では初受賞となる「手塚治虫文化賞短編賞」を受賞している。
東京・新宿のはずれの一軒家で、大家さんのおばあさんと一つ屋根の下に暮らす生活を描いた漫画。あいさつは「ごきげんよう」という物腰の上品な大家さんと、恋バナなどに花を咲かせる矢部とのほのぼのとしたやり取りが人気を呼んだ。
今回は週刊新潮の18年5月3・10号から19年3月28日号までを収録(途中休載あり)。単行本化にあたり30ページ超の描き下ろしも加えている。続編では、ついに訪れてしまった大家さんとの悲しい別れも描かれている。
これに先立ち、6月26日にはシリーズの番外編となる「『大家さんと僕』と僕」も刊行されると発表された。